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ペットと一緒に入れるお墓がおすすめ!種類・選び方・注意点をわかりやすく解説

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ペットと一緒に入れるお墓

家族同然に暮らしてきたペットと、いつまでも一緒にいたい——。
そんな想いから「ペットと一緒に入れるお墓」を探す方が増えています。

近年では、ペットも家族の一員として弔う考え方が広がり、富山・石川・福井でも「ペット共葬墓」や「ペット可霊園」などの選択肢が登場しています。

とはいえ、すべての墓地でペットと一緒に入れるわけではありません。事前に確認すべき条件や費用の違い、後々のトラブル回避のポイントを押さえることが大切です。

この記事では、「ペットと一緒に入れるお墓」の種類・費用・注意点、そしておすすめ墓地まで、わかりやすく解説します。
大切なペットとの絆を、これからも永くつなげていきたいとお考えの方に、役立つ情報をお届けします。

ペットと一緒に入れるお墓とは?

ペットと一緒に入れるお墓

ペットとの共葬が可能なお墓とはどのようなお墓を指すのか、その背景と現在の状況を解説します。

そもそも人とペットが一緒に入れるの?

従来の日本では、人間とペットの遺骨を同じお墓に埋葬することは一般的ではありませんでした。しかし近年、「ペットも家族の一員」という考え方が浸透し、共に眠るための「ペット共葬墓」が各地に登場しています。

すべての墓地で許可されているわけではありません。

法律ではなく各霊園・寺院の方針により可否が決まります。そのため、希望する場合は対応している墓所を選ぶ必要があります。

法律や宗教的な制限はある?

法律上、人とペットが同じ墓に入ることを明確に禁じている規定はありません。ただし、墓地や納骨施設は「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」の適用対象であり、霊園ごとに管理規約があります。

宗教的にも、伝統的な仏教では「人と動物の霊は別に扱うべき」との考えがあり、一部の寺院では共葬が認められていません。ただし最近では宗派を問わず、柔軟に対応してくれる施設も増えています。

選ばれる理由と背景(ペット=家族という考え方)

ペットと共に眠りたいというニーズが増えている背景には、以下のような価値観の変化があります。

  • 少子高齢化により「ペットが唯一の家族」という家庭の増加
  • 終活の一環として「ペットと一緒に眠れる場所」を探す動き
  • 「最後まで寄り添いたい」という飼い主の情愛

特に都市部では、墓じまいを機にコンパクトで自由度の高い共葬墓を選ぶ方も増えており、地域でも対応する霊園の整備が進んでいます。

ペットと一緒に入れるお墓の種類と特徴

ペットと一緒に入れるお墓

ペット共葬が可能なお墓には、さまざまな形式があります。ご家族の希望やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

個別埋葬型(人とペットが同一墓所)

「個別埋葬型」は、飼い主とペットの遺骨を同じ区画・同じお墓の中に個別で埋葬するスタイルです。

個別に骨壷を分けて納めるケースが多く、一般墓タイプ・永代供養型どちらにも対応している霊園があります。

  • ペットと同じ場所に眠れるという安心感
  • 墓石にペットの名前やイラストを刻むことも可能
  • 家族単位で契約するためプライベート感がある

集合型・合同墓(ペットと人が同じ敷地に)

「集合型」は、人とペットの遺骨を合同で一緒に埋葬する合祀墓タイプです。個別ではなく、他の利用者のご遺骨と一緒に供養される形式で、費用を抑えたい方や継承者のいない方に選ばれています。

  • 維持費が不要な場合が多く、永代供養向き
  • 区画ごとの管理が不要なため、高齢者にも安心
  • 他家の遺骨と一緒になる点に抵抗を感じる方も

樹木葬・モニュメント葬など自然葬タイプ

「自然に還る」ことを大切にする方には、樹木葬やモニュメント葬が人気です。墓石の代わりに樹木やシンボルを墓標とし、ペットと共に自然の中で眠ることができます。

山岡石材店では、石碑を中心に据えた「モニュメント葬」という形式を提供しており、永続的なシンボル性を重視した新しい共葬スタイルとして注目されています。

  • 宗教・宗派を問わず受け入れられやすい
  • 樹木や花々に囲まれた、癒しの空間
  • 埋葬後は土に還る形式も多く、自然志向の方におすすめ









納骨堂タイプ(屋内安置型)

「納骨堂」は、屋内で遺骨を安置する形式で、最近ではペットとの共葬が可能なタイプも増えています。ロッカー型・自動搬送型などさまざまな設備があり、都市部でのニーズが高まっています。

  • 天候に左右されず、お参りしやすい
  • 室内なので清潔感があり、管理もしやすい
  • 一定期間後に合祀されるケースもあるため、契約内容を要確認

ペットと一緒に入れるお墓のメリットとデメリット

ペットと一緒に入れるお墓には、「家族と永遠に過ごせる」という心の安心がある一方で、検討時に知っておくべき注意点もあります。

このセクションでは、ペット共葬墓のメリットとデメリット、そしてトラブルを避けるためのポイントをわかりやすく解説します。

メリット|心のつながり・継承者不要など

ペットは家族。ずっと一緒に眠れるという安心感

多くの飼い主にとって、ペットは人生を共にした大切な存在です。
「お墓でも一緒にいたい」という気持ちが叶うことで、心に区切りがつく方も少なくありません。

継承者が不要な永代供養タイプも選べる

ペット共葬に対応している霊園の多くは、永代供養にも対応しており、後継ぎのいない方でも安心して利用できます。

ペットの名前や写真を墓碑に刻める

オーダーメイドの墓石やプレートなどを通じて、愛するペットの存在を形に残すことができます。
訪れるたびに思い出を語り合える場所となります。

デメリット|親族間の理解、制限のある霊園も

親族や周囲から理解が得られないケースも

とくに高齢の親族や仏教的価値観の強い家族の中には、「人と動物は別に供養すべき」と感じる方も。トラブルを避けるためには、事前の説明と合意形成が大切です。

対応していない霊園・宗派も多い

日本の多くの伝統的な寺院墓地では、人とペットの共葬を認めていないところもあります。候補となる霊園が限られるため、事前の確認が必要です。

埋葬形式や納骨数に制限がある場合も

ペット1体まで、あるいは火葬済みに限るなど、霊園ごとにルールが異なります。個別埋葬か合同か、埋葬の方法を確認してから契約することが重要です。

注意点|費用・ルール・管理の違い

人だけの墓地より費用が高くなることも

墓石や納骨室のサイズ変更、ペット用区画の追加料金が発生する場合があります。特にオーダーメイドのデザインやプレートを追加する場合は、別途費用を見積もりましょう。

供養の形式・宗教的儀式の制限

納骨の際の読経や法要など、宗派によっては人と動物を同時に供養できないことがあります。希望する宗教儀式が可能かどうか、あらかじめ確認を。

管理費や契約期間に差がある

永代供養といっても、一定期間後に合祀されるケースも。費用だけでなく「管理期間」「更新の有無」など契約内容の細かい部分をよく確認しましょう。

ペットと一緒にお墓に入れないときの選択肢

ペットと一緒に入れるお墓

すべての霊園や墓地がペットとの共葬を許可しているわけではありません。制限のある地域や宗派では、人とペットが一緒に入ることが難しい場合もあります。そんなときに考えたい代替手段をご紹介します。

近くに埋葬して一緒に供養する方法

ペットと同じお墓に入れない場合でも、隣接区画や敷地内に別々に埋葬する方法があります。
このようなケースでは、墓石のデザインを工夫して一体感を出したり、同じ墓誌に名前を刻んだりすることで「一緒に眠る」気持ちを形にできます。

また、ペット専用の小型墓所を本家のお墓の横に設けるといった柔軟な対応が可能な霊園も増えており、家族全員が納得できる形で供養を続けられます。

ペット専用の供養施設の活用

最近では、ペット専用の霊園や納骨堂も増えています。火葬後の遺骨を個別に安置できるタイプや、供養塔に合同納骨するタイプなど、多様なスタイルから選べます。

【代表的な供養形式】

  • 屋外型ペット霊園(墓石あり)
  • 屋内納骨堂(ロッカー型・自動搬送型など)
  • 樹木葬タイプの自然回帰型霊園

これらの施設では法要や月命日の供養、ペット供養祭なども行われており、手厚い供養を希望される方に適しています。

モニュメント葬という新たな選択肢

山岡石材店では、「モニュメント葬」という形式もご提案しています。
これは中央にシンボルとなる石碑を配置し、その周囲に人やペットの遺骨を安置する、永代供養型の共同墓です。

特徴は以下の通りです。

  • 宗教不問で、ペットとの共葬にも対応(霊苑による)
  • モニュメント(記念碑)を中心に、家族のつながりを表現
  • 永代供養付きで、後継者不要でも安心

ペットと人が「ともに眠る」「ともに祈る」ことが自然にできる新しい供養のかたちとして、多くの方に選ばれています。

ペットと一緒に入るための事前準備

ペット共葬墓に入るためには、通常のお墓と異なる注意点や確認事項があります。スムーズに準備を進めるために、生前契約から霊園・寺院選び、家族との合意形成まで、必要なステップを整理して解説します。

生前契約はできる?タイミングと注意点

ペットと一緒にお墓に入りたい方は、生前からの準備がおすすめです。
生前契約をしておくことで、希望する霊園での空き区画を確保できるほか、契約者の死後に家族が困ることも防げます。

注意点は以下の通り。

  • ペット共葬が可能な区画かどうか事前確認が必要
  • 使用規則(納骨方法、ペットの種類、頭数)を明確にしておく
  • ペットが先に亡くなる場合の対応(納骨の可否、保管方法)も確認

山岡石材店では、ペット共葬を希望される方の生前相談にも丁寧に対応しています。

霊園・寺院に確認すべきポイント

人とペットが一緒に入れるお墓は増えてきたものの、すべての霊園・寺院が対応しているわけではありません。
見学や契約前に、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう:

  • ペット共葬が可能な区画の有無
  • 宗派・宗教の制限があるか
  • ペットの種類・頭数に制限があるか
  • 費用・管理料の内訳
  • 将来の合祀や永代供養の有無

これらを事前に確認することで、「せっかく契約したのにペットは入れなかった」というトラブルを避けられます。

家族との話し合いと同意のとり方

特にご家族や親族が複数人いる場合は、「ペットと一緒に眠りたい」という想いを共有し、理解してもらうことが大切です。

話し合いのポイント。

  • なぜペットと一緒のお墓に入りたいのか、思いを伝える
  • 霊園や契約内容を具体的に説明し、不安を払拭する
  • 生前契約を行うことで、家族への負担を減らせることを共有する

事前に家族の同意を得ておけば、後々のトラブルや誤解も防げます。感情面に配慮しながら、丁寧に対話を重ねることが何より重要です。

富山・石川・福井でペット共葬ができるお墓・霊園

北陸エリアでも、ペットと一緒に眠れるお墓を望む声が年々増えています。ここでは、山岡石材店がご案内している富山・石川・福井の代表的なペット共葬可能霊園をご紹介します。

富山県滑川市:メモリアルパーク滑川

ペットと一緒に入れるお墓

メモリアルパーク滑川は、ペットを家族の一員として共に供養できる霊園です。四季折々の自然に囲まれ、開放感のある公園型墓地として設計されており、朝日岳や白馬岳を望む雄大な景色の中で安らかに眠ることができます。

特に人気の「Withペット」区画では、モニュメント葬プランや特別プランといった多様なスタイルから選択可能。いずれも永代供養付きで、後継者不要・管理費不要・安心の永代供養がセットになっており、生前のご契約も対応しています。

富山県富山市:富山市北部霊苑

ペットと一緒に入れるお墓

家族らしく、あなたらしく選べるスタイル。全区画ペットと一緒に眠れる設計

富山市北部霊苑「想縁(そうえん)」は、「その人らしく、家族らしく」をテーマにした新しいスタイルのガーデン霊苑。全区画がペットと一緒に入れるお墓となっています。

選べる区画は3タイプあり、いずれも永代供養付きで後継者不要。周囲を緑に囲まれたガーデン設計で、心落ち着く供養の空間が広がります。国道8号線そばという好アクセスも魅力です。

福井県:殯と癒やしの墓地公苑夢点々

ペットと一緒に入れるお墓

街中にありながら緑と花に囲まれた癒やしの霊苑。ペット共葬対応区画も完備

福井市足羽に誕生した「夢点々(ゆめてんてん)」は、花と緑に包まれた癒やしの空間をコンセプトにした墓地公苑です。街中にありながら自然を感じられる開放的な立地で、足羽山公園口から徒歩5分という好立地も魅力。

ペット共葬対応の「Withペット」区画では、愛するペットとともに眠ることが可能。樹木葬・モニュメント葬・一般墓地など、供養スタイルも多様に選べる点が特徴です。

よくある質問(Q&A)

ペットと一緒に入れるお墓について、よく寄せられるご質問とその回答をまとめました。事前に不安や疑問を解消し、納得のいくご供養のかたちを選びましょう。

Q. ペットと一緒に入れるお墓は一般墓と何が違う?

A. 最大の違いは「霊園・寺院がペットの納骨を許可しているかどうか」です。一般的な墓地では、宗教上または規約上、ペットの埋葬が認められていないケースも多くあります。ペットと共葬可能な墓所では、専用区画や合同墓、専用ルールが設けられており、動物愛好家の想いに寄り添った設計になっています。

Q. ペットと人の遺骨を一緒に納骨できますか?

A. 一緒に納骨できるかどうかは、霊園や寺院の規定によって異なります。同一の納骨室に一緒に納められるところもあれば、同じ区画内でも別スペースで納骨する形をとる施設もあります。契約前に、共葬の形式・納骨方法・将来的な対応についてしっかり確認しておくことが重要です。

Q. 生前に契約だけしておくことは可能?

A. はい、生前契約(終活契約)に対応している霊園は多く存在します。事前に契約しておくことで、万が一のときもスムーズに納骨が進められ、遺族の負担を軽減できます。また、ペットの生前契約にも対応している場合もあるため、希望される方はセットでのご相談がおすすめです。

Q. 親族の理解が得られないときはどうしたら?

A. ペットとの共葬は、まだまだ認知度が低く、抵抗を示すご家族がいるケースもあります。その際は、ペットがどれだけ家族として大切な存在だったかを丁寧に伝えることが大切です。また、別区画に埋葬する形式や、ペット専用墓との併設型など、さまざまな選択肢があることを説明することで、理解を得られることもあります。専門業者に同席してもらうのも効果的です。

まとめ|家族であるペットと永遠に眠るために

ペットは、もはや「飼う存在」ではなく「家族の一員」として私たちの暮らしに寄り添ってくれています。そんな大切な存在と“最期まで一緒にいたい”という想いから、「ペットと一緒に入れるお墓」を希望される方が年々増えています。

この記事では、ペット共葬墓の種類、メリット・デメリット、手続きの流れや注意点、そして富山・石川・福井エリアでのおすすめ霊園まで、幅広くご紹介しました。

しかし、実際に墓所を選び、家族と相談し、将来のことを決めていくには、時間と知識、そして何より信頼できる相談先が必要です。

山岡石材店では、北陸エリアでのペット共葬墓のご案内はもちろん、モニュメント葬など自然と調和した新しい供養のかたちもご提案しております。大切なペットと「これからもずっと一緒に」という想いを、後悔のないかたちで叶えるお手伝いをいたします。

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